憧れのあの場所に行ってみたくないですか?
人生の終盤に差し掛かり、やり残したことを思い出して、無性にそれが気になったりすることはありませんか。時間があれば習いたかったことや行ってみたかった場所など、急に思い出したりするものです。私も長年務めていた会社を退職して、そんな思いに駆られました。
私の場合は、音楽や絵画が好きだったので、その地のコンサートや美術館に行ってみたいという思いがありました。しかし、その自由な時間がせっかくとれそうなのに、もうずいぶん年を取ってしまったという気持ちでした。英語も満足にしゃべれないのに、65歳を過ぎて初めての海外の場所を旅行するなんて無謀すぎる。
それでもあきらめきれないので、最初は団体旅行に紛れ込もうかと考えましたが、残念ながら行こうとするところは当地に着いてからの移動はバス移動が中心。老年の男性にとって、バス移動は結構プレッシャーがかかります。というのは、トイレが近いとバス旅行は難しいのです。多くの老年男性には身に覚えがあるはず。
団体旅行は難しいので、個人で企画して旅行に出かけるしかありません。航空機、ホテル、現地での移動(鉄道等)、各種の予約手続き(チケット、レストラン)、全ての手配を自分でやるしかありません。言葉の問題もあり、それにもましてホテルや美術館などにたどり着けるかも疑問です。
しかし、この多くの問題は最近の電子デバイスが解決してくれることが分かりました。現地でインターネットがつながれば、旅行に関するほとんどの情報が手に入ります。そして、最も有効なのがGoogle mapです。これさえあれば、初めての場所でも目的地にたどり着くことができます。その上、スマートフォンがあれば通訳もしてくれるのです。
ということで、私はモバイルwifiとipad(iphoneも)を持って、海外旅行に出かけることにしました。このサイトの趣旨は、ほとんど海外旅行の専門知識がない人でも、自分で企画してオリジナルの旅行に出かける情報を提供することです。ただし、私も海外旅行は不慣れなので、必要な情報を全て提供するというものではありません。私の場合はこうしたという経験をお伝えするだけです。
しかし、もしこれから不慣れな地に行かれる人のために、プロでは気づかない情報を提供できるのではないかと思っています。そういう人と楽しく話ができると良いと思ってこのブログを始めることにしました。コロナ感染症も終息に向かってるこの時期に、そろそろ海外旅行に出かけたいと思っている方に見てほしいと思います。